読書のメリット③:視野が広がる

あなたは普段視野が広いと思いますか?それとも狭いと思いますか?

視野は無限大に広がる可能性があると思います。ではその視野はどのように広げていけばいいでしょうか?

先に述べてました、”自分自身の経験値を増やす”でもありましたが、やはり自分の日々の生活だけでは視野の広がりは期待できないと思います。

社会人であれば毎週5日、8時間以上同じ場所や同じ人間関係の中で過ごす人がほとんどのはずです。そのような環境で多くの時間を過ごしていたら、視野は広がるどころか、かえって狭くなっていくはずです。そして多くの人はその事実に気づかないまま日々を過ごしています。

ということは、他に視野を広げる手段を見つける必要があります。その最たる方法が読書だと思います。それは本によって自分と異なる人々の視点を得ることができるからです。

このことについて、藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』のなかで、鳥瞰図という言葉を用いて述べられています。

読書によって、さまざまな人物の視点を獲得していける。つまり、巨大なロールプレイをすることができる。そうしたシミュレーションを繰り返すことで、人生を鳥瞰図として見られるようになるのだと思う。
人生を地平から見ているだけでは、いま進んでいる1本の道しか見えないのに対し、鳥瞰図の視野を手に入れれば、その横に走っている別の道が見えるようにもなるだろう
”人生の鳥瞰図”、つまり自分自身の上から事象を俯瞰して見ることができるツールです。
私たちの人生は一本道ではないのです。気づいていないだけなのです。あるいは周りの環境によって気づくことができなくなっている場合もあると思います。
視野を広げるためにも、日々読書をしていきたいですね。