読書のメリット⑤:時間の使い方が変わる

あなたは毎日の時間をどのように使っているか、普段意識していますか?

私たちの時間は1日24時間です。これは万人に平等で不変のものです。なぜこんな当たり前のことを言うのか、それは多くの人たちが時間を浪費しているように感じるからです。

私たちには誰しもスキマ時間というものがあるはずです。電車を待っている間、人と待ち合わせして待っている間、寝る前の時間など。これらのスキマ時間の使い方を大きく変えたもの、それはやはりスマホです。

ガムの売り上げが一昔前から下がっているという話があります。この要因に大きく関わっているのもスマホです。スマホが無かった時代は、スキマ時間を潰す手段が少なかったためにガムを噛むことが一つの手段となっていました。

ところがスマホの登場によって、気軽にスキマ時間を潰す手段を誰もが手に入れることになりました。それと同時にスキマ時間に本を読む人も減ったのではないかと思います。
そんな時代だからこそ、読書をしていくべきだと思います。

読書によるスキマ時間の有効活用について、樺沢紫苑さんの『読んだら忘れない読書術』の中で次のように述べられています。

しかしながら、1日24時間のうち、スキマ時間という断片化された時間を合わせると2時間もあるのです。これは、私たちが起きて行動している時間の約10%です。
つまり人生の1割は、スキマ時間だということです。
これは、いうなれば「埋蔵金」のようなものです。掘るのか、掘らないのか?
このスキマ時間を、スマホに使うのか、読書に使うのか。
ここで人生が変わります。
毎日、2時間、電車の中でスマホを使ってゲームやメールをしても、あなたの収入は1円も増えませんが、毎日、2時間の読書で月に10冊の本を読めば、年に120冊の本を読めます。10年で1200冊です。ここまで本を読めば、あなたの人生に革命が起きることは間違いないでしょう。
仮にスキマ時間の半分を読書に充てただけでも、月10冊の読書時間は捻出できるのです。
人生の1割に相当するスキマ時間を「浪費」に使うのが、「自己投資」に使うのか。
この時間の使い方次第で、あなたの人生は変わります。
日々の時間の使い方を、自分にとって本当に価値のあるものに変えていきたいですね。