読書会のメリット①でも触れましたが、読んだ本の内容をより強固にするのが人からの意見や議論です。それらはつまり、一冊に対する理解をより深めることができることにつながると言えると思います。
齋藤孝さんの”読書のチカラ”の中において、読書会の醍醐味こそ一冊に対する理解が深まることだと述べられています。
さらに、もちろん一冊に対する理解を深めることもできる。相手のコメントを聞いていると、「そういう見方もできるのか」と驚かされることがしばしばある。その視点で読み返してみるもよし、反論を試みるもよし。自分が気づかなかった角度から光を当てられることは、知的興奮をもたらしてくれるはずだ。これが、「読書会」の最大の楽しみといえるだろう。