参加者数
全体参加者:12名(男性:7名、女性:5名、初参加:2名、リピーター:11名、卓分け:1卓)
参加者の感想/参考になった話
・今回は自分が読もうと決めた本ばかりでした。早速買いに行きます!(27歳、女性)
・久しぶりの参加となりましたが、本の読みっ放しが続いていたので、インプットする良い機会でした。自分が追い求めている大事なことは何だろうかと考えるきっかけになりました。(25歳、女性)
・自分の興味以外のジャンルの本のことを知れたのですごく良い機会になりました。(26歳、女性)
紹介された本
ビルマの竪琴
著者:竹山 道雄
出版社:新潮社
初版:1959/4/17
くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト
著作者:世界遺産検定事務局
出版社:マイナビ
初版:2013/12/25
サラリーマン2.0 週末だけで世界一周
著者:東松 寛文
出版社:河出書房新社
初版:2018/6/9
必ず役立つ! 「○○(マルマル)の法則」事典
著者:烏賀陽 正弘
出版社:PHP研究所
初版:2012/5/2
Jimmy
原作:明石家 さんま
出版社:文藝春秋
初版:2017/6/8
20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る
著者:合田 真
出版社:日経BP社
初版:2018/6/23
チーズはどこへ消えた?
著者:スペンサー ジョンソン
出版社:扶桑社
初版:2000/11/27
Cup Of Therapy だいじょうぶ。
著者:マッティ・ピックヤムサ/アンッティ・エルヴァスティ
出版社:MUJI BOOKS
初版:2018/6/1
盛り上がった話
本日の読書会では、海外旅行に関する話題で特に盛り上がりました。私は今まであまり海外経験がなかったので、紹介された多くの名所や世界遺産について、知らないことばかりでした。
数々紹介された中で、個人的にとても興味を持った世界遺産を2ヶ所ご紹介いたします。
ケルンの大聖堂

こちらはドイツ西部ある、キリスト教建築としては最大規模のゴシック建築※の傑作とされております。世界遺産登録は1996年です。奥行き約145m、最大幅約85m、2本の尖塔の高さは約157mになります。
1248年、建築家ゲルハルトによって建築が始められ、彼が没後も建築が進められましたが、資金不足で1560年に一度工事が中断されてしまいました。
その後1814年にオリジナル図面が見つかり、300年近くの中断時期を経て1842年に建築が再開されて632年もの時間をかけて1880年に完成しました。
聖堂内部の特徴としては、入り口周辺に見られる浮き彫りの装飾を始め、天井の高さと光を追求しており、建物そのものが「神は光なり」というキリスト教の世界観を表しています。
(※ゴシック建築とは、建築技術向上により可能になった軽やかで明るい様式を指します。)
ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑

こちらはポーランドの旧都クラクフ郊外にある世界最古の岩塩採掘場です。1978年に世界で初めて世界遺産に登録された2件のひとつです。
約700年以上の歴史を誇り、最盛期の14〜16世紀には、この岩塩坑によって得られた収入が、ポーランド王国の1/3を占めたと言われています。
岩塩坑内部には大規模な坑道が広がっており、鉱山労働者たちが硬い岩塩に掘った数々の彫刻が残されています。
坑内には採掘後の空間を利用して造られた礼拝堂がいくつかありますが、そのなかでも「聖キンガの礼拝堂」では聖書の一場面や「最後の晩餐」をモチーフにしたレリーフ、塩の結晶で作られたシャンデリアなどを見ることができます。
私の将来旅行で行きたい先がいくつもできて、夢が広がる1日となりました。
以上、本日の読書会風景でした。